普通のPCユーザーが「ホームサーバー」と聞くと、何を思い浮かべるだろう?たとえば、映像や音楽ファイルがたくさん詰まったAVサーバーだろうか。あるいは、自宅に数台のPCがある場合、ファイルサーバーとして使われたり、またはバックアップを管理するために使われるかもしれない。もうちょっと未来的には、リモートで家電製品をコントロールしたり、セキュリティー管理(盗難防止とかの意味で)に使われるようなケースも考えられるだろう。私が思い描いたのは正にそうした例である。また、Webカメラを家の中に置いて、それを外出先からグルグルッと回して家人を観察するなんてのはどうかとも思ったりした。結構未来的と言うか、不気味と言うか…(笑)。実際、Googleで検索してみると、いろいろな定義、考え方が混在していて百花繚乱状態である。「ホームサーバー」という言葉自体がホットになりつつある証拠かもしれないが…。
ただ、知り合いが提案したホームサーバーは、上記とは考え方がちょっと違っていた。サーバーと言っても実体はWindows XP。しかし、Bフレッツ(埼玉の奥地に住んでいる我が家にも今年光ファイバーが来たのだ)で接続されていて、アップもダウンも当然速い。したがって、自宅にあるPCをサーバーとして捉え、ファイルやアプリを一元管理、それをメインマシンとして外部から(海外からでも)いろいろな形でアクセス、利用できるようにしたらという発想なのであった。
たかだか家庭内のPCで、一昔前で言えばその構築に複雑高度なインフラ、またスキルが(膨大なコストも)必要だったサーバー・クライアントシステムを実現する、しかも外部からも自由にアクセス、利用できる…う~ん、何がメリットなのか今いちピンとは来ないが、何か激しくそそられるものがあるではないか(笑)。知り合いの説明を聞いた時、私の頭の中には、複雑なシステムチャートが一瞬ピカピカと光り輝き、自分が何かすごいことをやろうとしているような気持ちになったのであった。
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